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競艇の期待値とは?理論や計算方法・買い方の実践例を徹底解説!

競艇の期待値とは?理論や計算方法・買い方の実践例を徹底解説!

競艇で稼ぐ上で欠かせないのが“期待値”ですが⋯

重要な指標であるにも関わらず、期待値を熟知している方や使いこなしている方が少ないのが実情です。

そこで、本記事では競艇における期待値の理論や計算方法はもちろん。

期待値を活かした買い方の実践例まで徹底解説しました!

今田武蔵
今田武蔵
ボートレース・競艇予想ムサシ屋運営事務局運営責任者

早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています!

競艇における期待値とは?

競艇における期待値とはその買い目で儲かるかどうかを数値化した指標のことを指します。

同じ条件の舟券を何度も購入した場合、1回あたり平均して「どれくらいのリターンが見込めるのか」を判断することが可能。

たとえば、的中する確率(自ら算出)が15%の舟券にオッズ10倍が付いているとします。

この条件の舟券を100回購入したと仮定すると、想定できる結果は以下の通り。

  • 購入金額:100円×100回=10,000円
  • 的中回数:100回×15%=15回
  • 払戻金額:1,000円×15回=15,000円

10,000円を使って15,000円のリターンが見込める計算なので、期待値は150%となります。

これを1回あたりに直すと⋯的中確率15%×オッズ10倍=期待値1.5(150%)と算出可能。

このように、「的中確率×オッズ」から算出できる期待値が1.0(100%)以上の舟券を買い続けることで、生涯収支をプラスにできるというのが期待値の理論になります。

単に買い目が当たるかどうかではなく、稼げるかどうかも考慮した指標である点は押さえておきましょう。

期待値の具体的な計算方法と判断基準について

期待値の計算方法は以下の通りです。

期待値の計算方法
期待値=的中率(%)×オッズ

具体的な計算方法としては、①-②-③あるいは①-②-④などの買い目単体の当たる確率を想定します。

その後に、出走表からオッズを確認して、両数値をかけ合わせるだけ。

上記の手順によって算出された期待値が1.0(100%)を上回るか否かで、稼げるかどうかを見極めることができます。

期待値1.0を超えている場合、買い続ければ稼げると判断。

一方で、1.0を下回っている場合は、買い続けると損する可能性が高いと判断することができます。

具体例を挙げると⋯

  • 3連単の①-②-⑤
  • 上記3艇のみがA1級のレース
  • 的中見込みは15%前後
  • ①-②-⑤のオッズは13.2倍

上位の例の場合、的中率15%(0.15)×オッズ13.2で期待値1.98

この場合、理論上「1,000円投資で1,980円のリターンに期待できる」と判断することができます。

期待値早見表と点数別回収ラインをご紹介

前項で期待値の計算方法をご紹介しましたが⋯

中には、「毎回計算をするのは面倒」という方もいるはず。

そこで、期待値早見表を作成しました。

※横にスライドできます。

オッズ\的中率 5% 10% 20% 25% 30%
5倍
0.25 0.5 1.0 1.25 1.5
10倍
0.5 1.0 2.0 2.5 3.0
20倍
1.0 2,0 4.0 4.0 6.0
30倍 1.5 3.0 6.0 7.5 9.0

上記の早見表に各買い目のオッズと的中率を当てはめるだけで、期待値を瞬時に把握することが可能。

その上で、選んだ買い目の期待値を平均して、下記の点数別回収ラインを参考にすれば「そのレースで儲かるかどうか」を見極めることができます。

  • 1点買い:1.1~1.4以上を目指す
  • 3点買い:期待値1.2以上をキープ
  • 5点以上:1.3~1.6以上が理想

合計点数に応じて、平均期待値の目安は異なります。

期待値買いをする際は、点数別回収ラインを超えるような組み合わせで勝負するのが鉄則です。

【実践編】期待値を活かした買い方をご紹介!

ここからは、期待値を活かした買い方を実践形式でご紹介していきます。

大まかな手順は以下の通り。

期待値を活かした買い方の手順

  • 選んだ買い目のオッズを確認
  • 選定理由から各買い目の的中率を想定
  • 期待値1.0以下の買い目を切る

上記手順を踏まえて、長期的に勝負し続けるだけでプラス収支を維持することが可能。

さっそく、実践の流れに沿って解説していきます。

選んだ買い目のオッズを確認する

まずは、ボートレース公式サイトから選んだ買い目のオッズを確認していきます。

【競艇】期待値を活かした買い方をご紹介!出走表

平均STや当地勝率が悪い2号艇への信頼度を下げて、1号艇を軸にした3連単フォーメーションの計10点勝負。

上記のレースにおいて、選んだ各買い目(計10点)のオッズが以下の通りです。

  • ①-②-③:7.5倍
  • ①-②-④:20.2倍
  • ①-③-④:8.9倍
  • ①-③-⑤:7.8倍
  • ①-④-③:18.3倍
  • ①-④-⑤:27.1倍
  • ①-⑤-⑥:64.0倍
  • ①-⑥-⑤:154.7倍
  • ③-①-④:37.6倍
  • ③-①-⑤:30.5倍

各買い目ごとにオッズをメモしたら、次の手順に移ります。

選定理由から各買い目の的中率を想定する

続いて、期待値を参考にする際に最も難しいパート。

買い目の選定理由をもとに、各買い目の的中率を想定します。

※的中率を想定する精度が高ければ高い程、期待値買いの精度も上がります。

選定理由

  • 唯一のA1級選手が1号艇に入っている。
  • 3,4号艇の平均STやモーターはまずまず。
  • アウトが強い平和島だが、6号艇の先着はなさそう。

懸念点

  • 2号艇の平均STや当地勝率が悪い。
  • 3,4号艇の「まくり」「差し」が決まりやすそう。
  • 平均ST・当地勝率◎の5号艇がまくり差す可能性も。

買い目の選定理由と懸念点から導き出した、想定の的中率が以下の通りです。

  • ①-②-③:7%
  • ①-②-④:5%
  • ①-③-④:15%
  • ①-③-⑤:15%
  • ①-④-③:13%
  • ①-④-⑤:13%
  • ①-⑤-⑥:4%
  • ①-⑥-⑤:0.7%
  • ③-①-④:3%
  • ③-①-⑤:2%

慣れるまでは難しいパートになりますが、競艇予想の仕方や見るべきポイントを理解すれば、必然的に精度は上がります。

このパートでつまずいた方は、競艇歴30年以上のムサシが監修した下記の記事もチェックしてみてください。

期待値計算をして1.0以下の買い目を切る

いよいよ最終工程。

前項で算出した想定的中率とオッズを掛け合わせて、期待値を算出していきます。

買い目 オッズ 的中率 期待値
①-②-③ 7.5倍 7% 0.53
①-②-④ 20.2倍 5% 1.00
①-③-④ 8.9倍 15% 1.34
①-③-⑤ 7.8倍 15% 1.17
①-④-③ 18.3倍 13% 2.38
①-④-⑤ 27.1倍 13% 3.52
①-⑤-⑥ 64.0倍 1% 2.60
①-⑥-⑤ 154.7倍 0.7% 1.08
③-①-④ 37.6倍 3% 1.13
③-①-⑤ 30.5倍 2% 0.61

選んだ買い目(計10点)の中で、期待値1.00以下となった買い目は以下の通り。

オッズ・的中率ともに低い①-②-③や①-②-④。

的中率が低い割に、オッズも低い“旨味のないゼロ”の③-①-⑤の計3つです。

これら3つの買い目を省いた、期待値1.00以上の計7点で勝負した結果・・・

【競艇】期待値を活かした買い方をご紹介!レース結果

6番人気①-④-③が見事的中!18.3倍のオッズが付きました!

これまでの手順を参考に、みなさんも期待値を活かした買い方を実践してみてください。

執筆者画像

今田 武蔵

期待値を踏まえた買い方には、ある程度の競艇知識が必要です。知識が足りない方は競艇知識一覧を参考に補いましょう!

期待値買いで勝つためのコツを解説

期待値買いの理論で重要なのは、単に当たりそうな舟券を探すことではありません。

自分が想定した的中確率に対して、オッズが高く設定されている妙味のある舟券を探すことが重要です。

最後に、期待値買いで勝つためのコツ・考え方を解説していきます。

  • 的中確率が高い買い目を優先する
  • オッズから必要な的中率を逆算する
  • 適正オッズと実際のオッズを比較する

的中確率が高い買い目を優先する

期待値が同じであれば、収支を安定させながら成果が出しやすいのは、オッズよりも的中確率が高い買い目です。

たとえ期待値が同じでも、的中確率が低い買い目ほど連敗しやすく、回収率の振れ幅が大きくなります。

そのため、長期的な収支は同じでも、的中確率が高い買い目の方が収支を安定させやすいです。

分かりやすい例として、期待値1.0(100%)を超える買い目A・Bがあるとします。

  • 買い目A:的中確率70%×オッズ2倍=1.4(140%)
  • 買い目B:的中確率35%×オッズ4倍=1.4(140%)

どちらも理論上の期待値は140%ですが⋯

買い目Aは理論上、10戦で7回前後の的中が見込めるのに対して、買い目Bは10戦で3~4回前後。

的中時の利益が大きくなりやすい買い目Bは外れる確率が65%あるため、連敗してしまうリスクが高いです。

それに対して、利益が小さくても的中しやすい買い目Aは、利益を積み上げやすい買い目となっています。

そのため、期待値が近い買い目で判断に迷った際は、基本的に的中する確率が高い買い目を優先することが重要です。

執筆者画像

今田 武蔵

ただし、長期的な連敗にも耐えられる資金がある場合は、高オッズの買い目を選んでも理論上の収支は同じです。そのため、期待値買いをする場合は、的中確率・オッズ・連敗リスク・軍資金を総合的に判断しましょう。

オッズから必要な的中率を逆算する

選んだ買い目を購入する価値があるかどうかは、オッズから必要な的中率を逆算すると判断しやすくなります。

オッズから必要な的中率を逆算
1÷オッズ=必要な的中率

例えば、オッズ10倍の買い目を購入するか悩んだ場合、1÷オッズ10倍で必要な的中率は10%となるため⋯

自ら算出した的中する確率が10%を超えていれば、理論上プラスになると判断できます。

オッズ 必要な的中率
2倍 50%以上
5倍 20%以上
10倍 10%以上
15倍 7%以上
20倍 5%以上

上記のテーブルからも分かる通り、例えオッズ20倍の買い目であっても想定的中率が5%以下であれば期待値はマイナス。

長期的に買い続けると収支がマイナスになると想定できるため、買わないことが賢明な判断となります。

このように、オッズから必要な的中率を想定した上で、その買い目が理論上儲かるのか。

そして、買う価値があるのかを判断するようにしましょう。

執筆者画像

今田 武蔵

見込める的中確率とオッズを踏まえて、割りに合う買い目を明らかにするのが期待値買い。期待値1.0(100%)を下回る買い目が多い場合は勇気を持ってレースを見送ることも重要です。

適正オッズと実際のオッズを比較する

ある買い目の的中する確率が想定できた場合、その買い目の適正オッズを計算することができます。

適正オッズの算出方法
1÷想定的中率=適正オッズ

たとえば、ある買い目の的中する確率を20%と予測した場合、1÷20%=適正オッズは5倍となります。

その上で、出走表から確認できる実際のオッズと比較することで、配当妙味のある買い目かどうかを判断可能。

  • 実際のオッズ7倍:割の良い可能性がある
  • 実際のオッズ5倍:おおむね適正
  • 実際のオッズ3倍:過剰人気の可能性がある

先ほど算出した適正オッズ5倍に対して、実際のオッズが7倍となっていた場合、配当妙味のある買い目と判断。

一方で、実際のオッズが3倍だった場合、想定的中率に見合わない”旨みのない買い目”と判断できます。

このように、旨みのない買い目を避けて、配当妙味のある買い目を買い続けることが勝つためのコツです。

【競艇】期待値の理論・計算方法・買い方まとめ

競艇における期待値の理論や計算方法。

さらに、買い方の実例・勝つための重要な考え方をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

  • 期待値はその買い目で儲かるかどうかの指標
  • 期待値は的中率×オッズで計算できる
  • 期待値1.00以上であれば理論上儲かる
  • 期待値1.00以下の買い目は除外すべき
  • 的中確率が高い買い目を優先する
  • オッズから必要な的中率を逆算する
  • 適正オッズと実際のオッズを比較する

競艇において期待値を活用するのであれば、上記のポイントを押さえておけば間違いありません。

本記事を何度も見返して、期待値を活用した買い方をマスターしてみてください。

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