競艇の単勝は勝てるのか？回収率100％を超えるための賭け方を解説！

どうも。ムサシです。

みなさんは、競艇の単勝で勝負したことがありますか？

競艇　単勝「競艇」画像

競艇には「単勝・複勝・2連単・2連複・3連単・3連複・拡連複」の7種類の賭け式があります。

それぞれ当て方や特徴が異なるので、自身にあった賭け式で勝負することが重要です。

今回は、7種類の賭け式の中で比較的”当てやすい”とされている単勝についてご紹介します。

単勝とはどんな券種で、平均オッズや最高配当・売上はいくらなのか？から稼ぐための買い方や賭け方までご紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください。

競艇の単勝とは？

競艇の単勝とは、ボートレースで販売している賭け式のひとつ。

1着になる選手を艇番で予想するというシンプルな賭け式で、正式名称は「単勝式」と言います。

競艇は6艇でレースが開催されるので、単勝の組み合わせ数は全部で6通り。

1/6で予想が当たるので、的中率は約16.7％になります。

組み合わせ数が最も多い3連単の的中率0.8％に比べると、当てやすさは天地の差。

初心者でも予想を当てることは難しくないでしょう。

平均オッズ（倍率）は5倍程度

当てやすいのが魅力の単勝ですが、その反面払い戻しが少ないというデメリットもあります。

掛け金に対する倍率を表すオッズは、平均5倍程度。

ただ、この数値は大荒れしたレースの配当も含むため、基本的に1~2倍程度です。

競艇の賭け式は、的中率が高ければ回収率が低く、回収率が高ければ的中率が低くなる傾向があります。

単勝のみならず他の賭け式においてもこの傾向が当てはまるので覚えておきましょう。

過去最高配当は78,900円

払い戻しが少ない単勝の過去最高配当が出たレースは、2009年6月22日の福岡競艇場で開催された「県内選手選抜戦」第7レース。

競艇　単勝「最高配当」画像

アウトコースの6号艇が1着でゴールし78,900円という過去最高配当が飛び出しました。

このレースでは、3連単よりも単勝の配当のほうが高くなるというイレギュラーな結果に。

なぜこのような結果になったかというと、3号艇の単勝に30万円賭けた人がいるのが原因と言われています。

いま現在もこの記録は塗り替える結果は確認されておらず、現状78,900円が単勝の過去最高配当です。

単勝の一日の売上は10万円程度

競艇の売上はレースグレードによって違います。

注目度の高いレースなら舟券の売上も自ずと高くなるのは言わずもがな。

一口に単勝の売上が一日いくらなのかは断言できませんが、おおよそ10万円前後と言われています。

一日12R開催なので、1レースあたりの単勝の売上は8,000円程度。

競艇の払い戻しは、舟券の売上から競艇主催者の取り分25％を差し引いた金額です。

よって、単勝の払い戻しは6,000円程度を的中者で山分けするということになります。

競艇の単勝のマークシートの書き方

単勝を投票する際は、単勝・複勝用のマークシートを使います。

3連単や2連単などのマークシートでは、単勝を投票することができないので注意してください。

大抵、他のマークシートと同じ場所に置かれていますが、競艇場によっては別場所で配布している場合があります。

分からなければスタッフに尋ねるのが手っ取り早いでしょう。

競艇　単勝「マークシート」画像

まずは、開催場（画像①）と購入するレース（画像②）をマーク。

次に、式別部分（画像③）の「単勝」をマークします。

あとは、投票した艇番（画像④）をマークし、金額を設定（画像⑤）をマークすれば記入完了です。

競艇の単勝で勝負する際の注意点

単勝は、他の賭け式にはない独自の要素があるので、勝負する際は注意が必要です。

勝負してから損をしないようしっかり確認しておきましょう。

単勝で勝負する際に抑えておきたい注意点は以下の3つ。

特払いがあるので舟券を捨てない
賭け方によってはオッズが下がる
転がしとの相性が悪い

それでは、注意点をひとつずつご紹介します。

特払いがあるので舟券を捨てない

単勝や複勝など投票者が少ない賭け式だと、的中者が誰もいないということがあります。

的中者がいないからと言って、売上が全て競艇場や主催者の物になるわけではありません。

投票者全員に売上の一部を配分します。

これが「特払い」です。

特払いの金額は、1投票あたりの払い戻し（100円/75％）から端数を差し引いた70円となっています。

1,000円分の単勝を購入した場合、700円の特払いを受け取ることが可能です。

このように不的中だったとしても特払いを受け取れる可能性があるので、ハズレたからといって舟券を捨てずにとっておきましょう。

賭け方によってはオッズが下がる

単勝の売上は全体の一割程度と、投票者が非常に少ないです。

一般戦なら1レースあたり8,000円程度なので、投票金額が大きすぎるとオッズが下がってしまいます。

他の賭け式なら人気薄の選手で勝つことができれば高配当獲得のチャンスですが、そもそも投票数が少ない単勝では旨味がありません。

単勝で稼ぐには、投票金額にも注意して勝負することが重要となります。

転がしとの相性が悪い

転がしは、1レースで稼いだ金額を全て2レース目に賭ける勝負方法のことです。

雪だるま式に払い戻しが大きくなることから「転がし」と名付けられました。

転がしは大きく稼ぐにはもってこいの勝負方法です。

一見、的中率が高い単勝との相性は良いように感じます。

しかし、転がしは勝負数が増えると投票金額も高くなるため、自ずとオッズの変動が起こりやすいです。

せっかく転がしを成功してもそこまで収支が伸びないということに陥りやすいので、転がしで勝負するのはおすすめできません。

競艇の単勝全通り買いは稼げるのか検証【2022年1月23日更新】

単勝の組み合わせ数は、全部で6通り。

全通り購入して勝負すれば、必ず勝つことができます。

また、それぞれの艇に均等に資金配分すればオッズの変動も起こりにくいでしょう。

全通り買いで稼げることが分かれば、いちいち予想する必要はなくなります。

6艇全て単勝で買うだけなので、これ以上楽な稼ぎ方はないでしょう。

ということで、実際に競艇の単勝全通り買いは稼げるのか検証してみたいと思います。

ルールは以下の通り。

1点100円、合計600円で勝負
全12Rで勝負

対象レースは、2023年1月23日に開催された桐生競艇場の【一般】第4回清酒赤城山近藤酒造杯。

全12Rを全通り買いで勝負していきます。

1R目の出走表はこちら。

競艇　単勝「出走表」画像

前売りオッズはこの様になっています。

1号艇　2.7倍
2号艇　2.6倍
3号艇　4.1倍
4号艇　3.9倍
5号艇　13.0倍
6号艇　78.0倍

イン出走の1号艇と唯一のA2級の2号艇に人気が集中しています。

アウトの6号艇のオッズがかなり高くなっているので、うまくいけば大きく稼ぐことができそうです。

結果はこちら。

競艇　単勝「全通り買い払い戻し」画像

1番人気の2号艇が1着でゴール。

2.6倍のオッズが付き、払い戻しは260円になりました。

払い戻しから投資金額の600円を差し引くと・・・−340円。

残念ながら1R目はトリガミとなりました。

ただ、残り11Rも残っているので、ここから挽回する余地は十分あるでしょう。

それでは検証を続けていきます。

全通り買いの検証結果

1R〜12Rまでの結果をまとめてご紹介します。

果たして結果はどうなったでしょうか・・・。

参加日	レース番号	券種	払い戻し金額
1月23日	桐生12R	単勝	-500円
1月23日	桐生11R	単勝	-380円
1月23日	桐生10R	単勝	-500円
1月23日	桐生9R	単勝	-500円
1月23日	桐生8R	単勝	-490円
1月23日	桐生7R	単勝	-500円
1月23日	桐生6R	単勝	-480円
1月23日	桐生5R	単勝	-400円
1月23日	桐生4R	単勝	-400円
1月23日	桐生3R	単勝	+170円
1月23日	桐生2R	単勝	+180円
1月23日	桐生1R	単勝	-340円