競艇でマーチンゲール法を実践した結果は？メリットやデメリットもご紹介！

「マーチンゲール法」は、ギャンブルの戦略の中でもトップクラスの手軽さを誇ります。

元々、カジノで生み出された勝負方法で、その手軽さから競艇でも活用する人が一定数いますが、実際に稼ぐことができるのか。

今回は競艇でマーチンゲールの法則が通用するのか徹底解説しました。

• マーチンゲール法の概要や計算方法
• マーチンゲール法のメリットとデメリット
• 競艇でマーチンゲールの法則を実践

競艇でマーチンゲールの法則が通用するのかの検証はもちろん、メリットやデメリットについてもまとめています。

競艇でマーチンゲール法を実践する際の注意点についてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

競艇のマーチンゲールの法則とは負けた次の勝負で賭け金を2倍にして勝負する方法

マーチンゲールの法則とは、負けた次の勝負で賭け金を2倍にして勝負する方法です。

例えば、最初に100円で勝負して負けた場合、次の勝負では200円で勝負します。

次も負けた場合は400円で勝負し、また負ければ800円・・・と負けた金額の2倍で勝負する仕組みです。

18世紀にフランスのカジノで発明され、勝負方法のシンプルさと勝率50%かつオッズ2倍のギャンブルで、理論上必ずプラスになることから人気を博しました。

マーチンゲール法の計算方法

競艇におけるマーチンゲール法の計算方法は以下の通りです。

例えば、500円で勝負して負けた場合、次のレースでの舟券代は、500円×2＝1,000円になります。

次に、収支の計算については以下の通りです。

例えば、500円で勝負を始めて3レース目に2倍のオッズで的中したとき、トータルの舟券代は以下のようになります。

500円+500円×2+（500円×2）×2=3,500円。

オッズ2倍で的中したので、払戻は2,000円×2=4,000円です。

よって、収支は4,000円-3,500円=500円となります。

マーチンゲール法を実践した時の想定収支

では、より具体的に競艇でマーチンゲール法を実践したときにどのような収支になるのか。

100円から賭け始めて、12レース分勝負したときの勝ったパターンと負けたパターンの例をご紹介します。

※的中の場合はオッズ2倍と想定

勝ったパターンでは、4・9・12レースで的中しており、トータルで+300円です。

マーチンゲール法に合わせてオッズ2倍と想定しましたが、競艇の平均オッズは最低（単勝）でも5倍前後なので場合によってはもっと稼げるでしょう。

負けたパターンでは、1度も的中していないので、40万以上のマイナスです。

100円で勝負を始めたとしても1回も勝てなければ、膨大なマイナスになります。

競艇でマーチンゲールの法則で勝負するメリット・デメリット

マーチンゲール法は、理論上は必ずプラスになるため一見、メリットしかないように思えます。

ただ、元々はカジノで使われた勝負方法なので、競艇に当てはめるとどうなるか気になる人もいるのではないでしょうか。

そこで、競艇でマーチンゲール法を活用するメリットとデメリットについてご紹介します。

いつかは必ず勝てる仕組みになっている

競艇で3連単は最も人気な券種ですが、的中率が0.8％ほどで100回勝負しても1回当たるかどうかです。

さらに、1回当ててもオッズが低ければ、それまでのマイナスを取り返せるほどプラスにできない可能性があります。

ただ、マーチンゲール法は、続けさえすれば1回の勝ちで確実にプラスにすることが可能です。

その意味では、必勝法とも言えるでしょう。

連敗すると大損する可能性が高い

競艇でマーチンゲール法を使い続ければ、いつかは確実に勝てます。

ただ、それがいつ訪れるか誰にもわかりません。

仮に、負けが続けば、舟券代が膨らみ続けます。

そのため、いつかを待っているうちに軍資金が底を突いてしまうなんてことも十分ありえるでしょう。

もしそうなると、勝負できなくなった時点でのマイナスは膨大なので、大損のリスクがあります。

金額が高額になるとオッズに影響する

負けが続き舟券代が膨らむことで、オッズに影響が出る可能性があります。

競艇のオッズは、購入された舟券代に応じて変動する仕組みです。

購入された買い目の舟券代が多ければ、オッズが下がります。

そのため、マーチンゲール法を続けて1点あたりの舟券代が高くなると、オッズの低下は避けられません。

仮に、当てたとしても稼ぎ幅が小さくなってしまうことがあるでしょう。

競艇でマーチンゲールの法則を実践

ここまでで、マーチンゲール法がどのようなものかはご理解いただけたでしょう。

では、本題である競艇でマーチンゲール法が通用するのか検証に入っていきます。

具体的な検証方法は以下の通りです。

券種は最も勝負する人が多い3連単を選択しました。

また、勝率50％に近づけるために、3連単で最も出現率が高い「1-2-3」の1点買いで勝負します。

さらに、継続的にマーチンゲール法が活用できるかを把握するために、検証期間を1節に設定しました。

気になる結果は以下の通りです。

マーチンゲール法の実践結果
[2024年5月6日〜10日集計]

トータルは、70万円以上のマイナス。

マーチンゲール法は負ければ負けるほど舟券代がかかるので、これ以上続ければさらにマイナスが膨らむこともあり得るでしょう。

そのため、競艇で継続的に活用するのは適しません。

ただ、1日単位で見ると、9日は+69,320円、10日は+40,740円となっていました。

よって、継続的な活用は不向きなですが、タイミング次第では大きく稼げることもあると言えます。

競艇はマーチンゲールの法則よりプロの予想が稼ぎやすい

競艇でマーチンゲールの法則を活用した場合、稼げるのはタイミング次第。

それでは安定して稼ぐのに不向きなので、より確実に効率よく稼ぎたい方はプロ予想を活用するのが最適です。

実際、マーチンゲール法を検証した2024年5月6日〜10日でプロ予想の一部成績を抜粋すると以下の成績となっています。

上記は全て無料予想での成績。

プロ予想だからと高額な初期費用がかかることはないので、低リスクで着実に稼ぐことが可能です。

ムサシ屋では、プロ予想公開されている予想サイトを日々検証しており、本物の予想サイトランキングとしてまとめています。

どのサイトも無料で予想を受け取れるので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

競艇でマーチンゲールの法則を実践する際の注意点

検証の結果、マーチンゲール法は1節単位ではマイナスでしたが、1日あたりで見ると大きくプラスになる日もありました。

競艇の場合、勝率が50％ではないのでタイミングによっては大きく稼げますが、それを外すと大負けするリスクがあります。

つまり、競艇で継続的にマーチンゲール法を活用するのは、ハイリスク・ハイリターンでしょう。

ただ、それでもマーチンゲール法を使いたい人向けに、ここからは実践する際の注意点をご紹介します。

軍資金の上限を決めて勝負しない

マーチンゲール法は、いつか確実にプラスになる勝負方法です。

つまり、必勝法というよりは”勝つまで続ける”という考えに基づいています。

そのため、負けの途中でやめてしまうと絶対に勝つことができません。

さらに、途中でやめた場合、マイナスは非常に大きくなっています。

つまり、勝負したら勝つまで続けるしかないので、軍資金の上限を決めずに勝負する必要があります。

勝ち逃げする

そもそもマーチンゲール法は、勝つまで続けることで負けを取り返しプラスにする勝負方法です。

つまり、欲張って勝負を続けたらプラスが大きくなる買い方ではありません。

実際、検証では1日単位ではプラスになっていましたが、継続的に活用した結果、大きくマイナスになっていました。

よって、1回でも勝てば確実にプラスになるので、その時点で引くことが重要になります。

競艇のマーチンゲールの法則まとめ

今回は、競艇におけるマーチンゲール法についてご紹介してきました。

競艇でマーチンゲール法を継続的に使う場合、ハイリスク・ハイリターンな勝負方法になります。

そのため、軍資金が豊富な人や遊び程度に競艇を楽しみたい人には向いていますが、安定的に稼ぎたい人には向かないでしょう。

もし、競艇で安定的に稼ぎたい場合は、不的中のリスクを減らし、うまみのあるレースで効率よく稼ぐことが重要です。