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【競艇】服部幸男選手はなぜ陥落した?現在の成績・勝率・引退の噂を調査!

どうも。ムサシです。

競艇界には、ドラマのようなストーリーをもつ選手が数多く存在します。

輝かしい経歴の裏には苦難や困難がつきもので、それらを知ることで選手に感情移入するとともに更に競艇を楽しむことが可能です。

今回は、数いる選手の中でSG最年少記録という輝かしい経歴を持つ「服部幸男」選手についてご紹介します。

服部幸男選手の優勝回数や生涯獲得賞金、そしてなぜ陥落したのか?現在の勝率成績などをもとにご紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください。

服部幸男選手のプロフィール・経歴について

まずは服部幸男選手のプロフィールや経歴についてご紹介します。

服部幸男 画像

名前 服部幸男(はっとりゆきお)
生年月日 1971年1月5日
身長 167m
体重 56kg
血液型 B型
支部 静岡
出身地 静岡県
登録期 64期
級別 A1

服部幸男選手は、静岡県浜松市出身の1971年生まれ、現在51歳(2022年時点)。

ダンディーなルックスから、昔はアイドル的存在の選手として注目を集めました。

同期には、絶対王者と言われる松井繁選手が在籍。

研修時代からライバル関係にあり、後に2人はレジェンド選手の仲間入りを果たした。

服部幸男選手がレジェンドと言われる所以には、SGの最年少記録保持者であり、まくり差しの発案者でもあることが挙げられます。

まくり指しは、競艇における戦法の「まくり」と「差し」を組み合わせた高度な技術です。

そのパイオニアでもある服部幸男選手は、まくり差しを駆使して新人時代から沢山の勝利を納め、SGを最年少で制覇します。

服部幸男選手は父の影響でボートレーサーを志した

服部幸男 画像

服部幸男選手の実の父である「服部正雄」さんは、元競艇選手。

幼い頃から競艇場における父の活躍を見ていた服部幸男選手は、競艇選手に憧れを抱くようになります。

中学を卒業して静岡県立浜名高等学校に進学した服部幸男選手は「学校が嫌い」という理由で中退。

そして、本格的にボートレーサーを目指し、1988年に見事養成所の試験に合格をします。

父が競艇選手ということもありすぐに才能を開花させたのかと思いきや、入所当初はート操縦があまりにも下手で「落水王」というあだ名を周りからつけられるほどでした。

しかし、研修後半に頭角を現し、模擬レースで7.49という勝率を残し、成績トップで養成所を卒業します。

ちなみに先程紹介した同期の松井繁選手も、入所当初は落ちこぼれの部類で、服部幸男選手の「落水王」のように「転覆王」というあだ名をつけられていました。

服部幸男選手のSG初制覇はいつ?

服部幸男 画像

養成所を卒業した服部幸男選手は、1989年5月13日にデビュー。

しかし、過去に暴走族に所属し暴走行為を行っていたということが発覚し、6ヶ月間の出場停止処分を受けてしまいます。

この件を期に改心した服部幸男選手は暴走族と訣別し、出場停止処分明けから数々のレースで勝利を残しました。

そして、1992年10月12日平和島競艇で開催された【SG】全日本選手権競争を21歳という若さで制覇。

1984年に今村豊選手の記録を抜き、現在のSG最年少優勝記録保持者となりました。

服部幸男選手の優勝回数・獲得タイトルは?

史上最年少でSGを制覇した服部幸男選手。

それ以外のレースにおける活躍ぶりが気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで、現在までの優勝回数と代表的な獲得タイトルをまとめたのでぜひ参考にしてみてください。

【優勝回数】

グレード 出走数 優勝回数
SG 107回 1回
G1 252回 14回
G2 27回 2回
G3 38回 7回
一般 231回 46回

【主要獲得タイトル】

獲得年 タイトル
1997年 賞金王決定戦
1995年 総理大臣杯
1995年 笹川賞
1992年 全日本選手権
1997年 G1新鋭王座決定戦

賞金王決定戦競走で優勝した1997年は、後に植木通彦選手に記録を抜かれるまで、年間最高賞金記録も保持していました。

2016年には、100人目となる通算勝利数2000勝を達成。

2022年には、通算100回目の優勝を飾りました。

服部幸男選手の師匠・弟子は?

競艇の世界では、養成所に卒業後、現役で活躍している選手に弟子入りするのが一般的です。

服部幸男選手も弟子入りしているはずですが、どの選手が師匠だったのかその詳細を調べることはできませんでした。

弟子は、服部幸男選手と同じ静岡支部に所属している深谷知博選手。

服部幸男 画像

名前 深谷知博(ふかやともひろ)
生年月日 1988年4月1日
身長 167cm
体重 53kg
血液型 A型
支部 静岡
出身地 静岡県
登録期 103期
級別 A1

深谷知博選手は、1988年生まれ、静岡県出身の競艇選手です。

師匠の服部幸男選手とは17歳の年差。

2008年にデビューし、2012年にはA1級に昇格を果たします。

スター候補選手にも選ばれ、今後の活躍も期待できるでしょう。

服部幸男選手の生涯獲得賞金・年収について

服部幸男 画像

当時の年間最高賞金記録保持者でもあった服部幸男選手。

そんな服部幸男選手の生涯獲得賞金は…

19億2,027万円!!

※2019年3月時点

一般的なサラリーマンでは到底稼ぐことができない額ですね。

服部幸男選手は1989年にデビューしたので、平均年収に換算すると6,400万円。

競艇選手の平均年収は1700万円と言われているので、どれだけ服部幸男選手が活躍しているのか伺いしれます。

服部幸男選手が2021年にB1級に降格!

従来の競艇界にはなかったまくり差しを開発し、最年少SG制覇、年間最高賞金記録更新などデビュー後目まぐるしい活躍を見せていた服部幸男選手。

しかし、1997年に賞金王決定戦競走を優勝した後、大きなレースで結果を残すことはなくなります。

2007年には、正月と9月のレースで2度目のフライング。

同年12月から3月までG1レースが斡旋停止となってしまい低迷ぶりに拍車をかけます。

その後もいい結果を残すことができなかった服部幸男選手は、2021年ついにA1級からB1級に降格してしまいました。

服部幸男選手はなぜB1級に降格してしまったのか?

服部幸男 画像

ビックレースで結果を残すことができなかったとは言え、長らくA1級をキープしていた服部幸男。

ではなぜ2021年にB1級に降格してしまったのでしょうか。

年齢的な問題もあるとファンの間では囁かれていますが、大きな原因は出走数にあります。

服部幸男選手は2020年4月~5月にかけて30日のフライング休み。

更に6月から9月にかけて3ヶ月の出走停止処分を受け、前期の出走数は50走でした。

A1級の最低出走数は70走。

勝率は5.95とA2級のボーダーはクリアしていましたが、なのでB1級に降格してしまいました。

服部幸男選手は引退の危機?現在の成績・勝率・斡旋は?

服部幸男 画像

2021年前期にB1級に降格してしまった服部幸男選手ですが、同年開催されたB級東海地区選手権に斡旋されます。

引退の噂も囁かれていましたが、地元の浜名湖で開催されたということもあり初日はドリーム戦を含め連勝。

2日目以降やや停滞してしまい予選は5位となってしまいましたが、準優勝を2位で通過します。

4号艇での出走となった優勝戦では、SG優出実績がある山田雄太選手やスタートに定評がある渡邉俊介選手が出走するなか見事優勝。

その後のレースのおいても結果を残し、2021年後期にA1級に返り咲きました。

そして現在における成績や勝利は以下の通り。

勝率 6.70
2連対率 52.70%
3連対率 69.17%
出走回数 146回
優出回数 6回
優勝回数 0回
平均スタートタイミング 0.16
フライング回数 0回
出遅れ回数 0回

現時点でA1の最低出走数の90回を突破。

更に勝率のボーダーである6.20も超えています。

大きく調子を崩さず、現在の成績をキープできれば来期もA1級に在籍することができるでしょう。

服部幸男選手は結婚・家族は?

服部幸男選手は、2006年5月に4年間交際していた一般女性と結婚。

そして、同年10月に第一子が誕生しました。

お嫁さんやお子さんについては具体的な情報は公表されていないので詳細は不明です。

ただ、昔アイドル級なルックスで人気を博した服部幸男選手のお嫁さんなので、かなりの美貌を持つ方なのではなないでしょうか。

そしてそんなお二人から生まれたお子さんもさぞ可愛いことでしょう。

服部幸男選手のまとめ

今回は、服部幸男選手についてご紹介しました。

紹介した内容を改めてまとめると以下の通り。

  • 父の影響でボートレーサーを目指した
  • SGを21歳で制覇
  • 年間最高賞金の記録を更新
  • 弟子は深谷知博選手
  • 生涯獲得賞金は19億円
  • 2021年前期にB1級に降格
  • 2021年後期にA1級に復帰
  • 2006年に一般女性と結婚

最年少SG優勝記録保持者の服部幸男選手。

一時B1級に降格するなど引退を危惧されていましたが、見事に返り咲き現在もA1級で活躍しています。

1997年以降SGの優勝実績がないので、今年こそSGを制覇してほしいところです。

今後の動向に注目しましょう。

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