ボートレーサー生涯獲得賞金ランキング!歴代トップ選手の稼ぎと実績を解説!
競艇ファンにとって、選手の「稼ぎ」は大きな関心ごとのひとつです。
特に生涯を通してどれだけの賞金を稼いできたのかという視点は、単なる強さだけでなく、選手としての格や継続力・人間としての魅力までを映し出します。
本記事では、2025年最新版の競艇生涯獲得賞金ランキングTOP10及び、上位選手のプロフィールや稼ぎの共通点、そして今後ランキング入りが期待される若手選手までを徹底解説します。
この記事でわかること

早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています!
競艇選手の生涯獲得賞金とは?
競艇の魅力のひとつに「賞金の大きさ」があります。
特にトップクラスの選手ともなると、数億円単位で稼ぐことも珍しくありません。
その中でも「生涯獲得賞金」は、ただの一時的な活躍ではなく、長年にわたる継続的な実力と人気の証明と言えるでしょう。
では「生涯獲得賞金」の定義や年間賞金ランキングとの違いを解説していきます。
算出の定義と対象期間
「生涯獲得賞金」とは、競艇選手がデビューしてから引退する時点までに得た以下すべての賞金総額です。
- 各レースでの着順賞金
- G1・SGの優勝賞金
- 出走手当・斡旋手当などの諸手当
- ボーナス等の特別加算金
ただし、公式でリアルタイムに公表されるものではないため、メディアや記録集などから概算値として集計されているのが一般的です。
年間獲得賞金ランキングとの違い
「賞金王決定戦」などでよく話題になるのが「年間獲得賞金ランキング」。
これは1年毎の成績や賞金総額を集計したもので、短期間での爆発的な活躍が評価される傾向にあります。
一方で「生涯獲得賞金」は、年間ごとの浮き沈みを超えて、継続的な実績が反映される指標です。
たとえば、数年に一度ビッグタイトルを取る選手よりも、毎年安定してSGやG1で結果を出している選手の方が上位に来やすいという特徴があります。
「実力」と「人気」の証明
生涯獲得賞金は単に実力だけでなく、人気や信頼の証でもあります。
なぜなら、出場回数を重ねるためには大会からの斡旋(出場依頼)が必要であり、それには「安定性・集客力・人柄」などが影響するからです。
特にG1・SGレースへの出場には選考基準があり、常に上位をキープしなければチャンスを得られません。
つまり生涯獲得賞金ランキングは、選手としての「実力」と「信頼性」の両面が可視化される指標だと言えるのです。
競艇生涯獲得賞金ランキング【最新版】
では、実際にどの選手がどれだけ稼いでいるのか。
2025年時点での生涯獲得賞金ランキングTOP10を、データとともに詳しく紹介していきます。
ランキング | 選手名 | 賞生涯獲得賞金 | 支部 |
---|---|---|---|
![]() | 松井繁 | 41億1500万円 | 大阪 |
![]() | 今村豊(引退) | 29億4100万円 | – |
![]() | 瓜生正義 | 27億5400万円 | 福岡 |
4位 | 今垣光太郎 | 27億5200万円 | 福井 |
5位 | 山崎智也(引退) | 25億9700万円 | – |
6位 | 濱野谷憲吾 | 25億8800万円 | 東京 |
7位 | 太田和美 | 23億7900万円 | 大阪 |
8位 | 田中信一郎 | 22億8000万円 | 大阪 |
9位 | 植木道彦 | 22億6200万円 | – |
10位 | 服部幸男 | 21億300万円 | 静岡 |
このランキングを見ることで、競艇界で長く結果を出し続けてきた選手の特徴や、どの支部に強豪が多いのかといった業界全体の傾向まで浮き彫りになります。
ファンはもちろん、競艇を学びたい人にも必見の内容です。
10位 服部 幸男(ハットリ ユキオ)
選手名(フリガナ) | 服部 幸男(ハットリ ユキオ) |
---|---|
登録番号 | 3422 |
生年月日 | 1971年1月5日 |
支部 | 静岡 |
出身地 | 静岡県 |
登録期 | 64期 |
級別 | A1級 |
21歳という若さでSG制覇を達成したボートレーサー。
この最年少記録は未だ破られていません。
そんな服部幸男選手のこれまでの獲得賞金は・・・
21億300万円!
2021年にSG出場が途切れて成績が低迷し、その結果B級への転落も味わっています。
それでも翌年にはA1級に返り咲き、今もなお獲得賞金を伸ばし続けています。
9位 植木 道彦(ウエキ ミチヒコ)※引退
選手名(フリガナ) | 植木 道彦(ウエキ ミチヒコ) |
---|---|
登録番号 | 3285 |
生年月日 | 1968年4月26日 |
支部 | − |
出身地 | 福岡県 |
登録期 | 59期 |
級別 | − |
あまりの強さに「艇王」という異名をつけられた競艇選手。
また、プロペラで顔面を切り刻まれた後もレースに出場したことから「不死鳥」という愛称でも知られています。
そんな植木道彦選手の生涯獲得賞金は・・・
22億6200万円です!
現在は、BOAT RACE振興会のボートレースアンバサダーとして様々なメディアへの出演し、活躍の幅を広げているようです。
8位 田中 信一郎(タナカ シンイチロウ)
選手名(フリガナ) | 田中 信一郎(タナカ シンイチロウ) |
---|---|
登録番号 | 3556 |
生年月日 | 1972年12月8日 |
支部 | 大阪 |
出身地 | 大阪府 |
登録期 | 69期 |
級別 | A1級 |
グランプリで歴代最多の3度の優勝を誇るボートレーサー。
田中信一郎選手のこれまでの獲得賞金は・・・
22億8,000万円!
2019年には通算2000勝を達成し、その名を歴史に刻みました。
デビューから30年以上経った今も引退を感じさせる言動は一つもありませんので、賞金を積み上げていくことでしょう。
7位 太田 和美(オオタ カズミ)
選手名(フリガナ) | 太田 和美(オオタ カズミ) |
---|---|
登録番号 | 3557 |
生年月日 | 1973年1月6日 |
支部 | 大阪 |
出身地 | 奈良県 |
登録期 | 69期 |
級別 | A1級 |
「怪物くん」の愛称で知られる太田和美選手。
これまでの獲得賞金は・・・
23億7,900万円です!
デビュー戦でいきなり優出されたことで注目を浴び、現在ではSGでの優勝は7回と「怪物くん」という愛称にふさわしい結果を残しています。
6位 濱野谷 憲吾(ハマノヤ ケンゴ)
選手名(フリガナ) | 濱野谷 憲吾(ハマノヤ ケンゴ) |
---|---|
登録番号 | 3590 |
生年月日 | 1973年11月8日 |
支部 | 東京 |
出身地 | 東京都 |
登録期 | 70期 |
級別 | A1級 |
あの人気競艇漫画「モンキーターン」の主人公のモデルになった競艇選手です。
そんな濱野谷憲吾選手の生涯獲得賞金は・・・
25億8800万円です!
歴代獲得賞金ランキング上位に位置している濱野谷憲吾選手ですが、いまだに賞金王のタイトルは獲得していません。
いつか、賞金王決定戦で勝利し表彰台の一番上に立つ姿を見てみたいですね。
5位 山崎 智也(ヤマザキ トモヤ)※引退
選手名(フリガナ) | 山崎 智也(ヤマザキ トモヤ) |
---|---|
登録番号 | 3622 |
生年月日 | 1974年3月11日 |
支部 | − |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 71期 |
級別 | A1級 |
端正な顔立ちから「艇界の貴公子」と呼ばれたボートレース界を代表したボートレーサー。
そんな山崎智也選手のこれまでの獲得賞金は・・・
25億9700万円!
「勝利しても楽しくなかった」という燃え尽き症候群の様な理由で電撃引退を発表した山崎智也選手。
本物の実力を持っていた選手なだけに、競艇界への衝撃は大きいものでした。
4位 今垣 光太郎(イマガキ コウタロウ)
選手名(フリガナ) | 今垣 光太郎(イマガキ コウタロウ) |
---|---|
登録番号 | 3388 |
生年月日 | 1969年9月18日 |
支部 | 福井 |
出身地 | 石川県 |
登録期 | 63期 |
級別 | A1級 |
競艇一家の生まれで、甘いルックスから女性ファンが多く過去SGで9回もの優勝を飾っている実力派の選手です。
そんな今垣光太郎選手のこれまでの獲得賞金は・・・
27憶5200万円!
引退を意識してもおかしくない年齢ですが、実力は衰えることなく毎年3,000万円もの賞金を荒稼ぎしています。
数年後には30億に届いているかもしれませんね。
3位 瓜生 正義(ウリュウ マサヨシ)
選手名(フリガナ) | 瓜生 正義(ウリュウ マサヨシ) |
---|---|
登録番号 | 3783 |
生年月日 | 1976年3月5日 |
支部 | 福岡 |
出身地 | 福岡県 |
登録期 | 76期 |
級別 | A1級 |
11度のSG制覇を誇る現役のトップ選手。
そんな瓜生正義選手のこれまでの獲得賞金は・・・
27憶5400万円!
弱点という弱点がなく、まさに最強の一角と言って過言ではないでしょう。
名実ともに艇界のトップレーサーに君臨する瓜生正義選手が、今村越え(30億)することに期待しています。
2位 今村 豊(イマムラ ユタカ)※引退
選手名(フリガナ) | 今村 豊(イマムラ ユタカ) |
---|---|
登録番号 | 2922 |
生年月日 | 1961年6月22日 |
支部 | − |
出身地 | 山口県 |
登録期 | 48期 |
級別 | A1級 |
「ミスター競艇」の異名を持つ伝説的な競艇選手。
当時最年少でのSG制覇や全日本選手権を連覇を含めV3の達成など、ここでは語りきれないほどの偉業を達成しています。
そんな今村豊選手のこれまでの獲得賞金は・・・
29憶4100万円!
「全力ターン」を生み出し競艇の人気を更に持ち上げた今村豊選手。
すでに引退した今村豊選手ですが、今でも数々の選手に慕われています。
1位 松井 繁(マツイ シゲル)
選手名(フリガナ) | 松井 繁(マツイ シゲル) |
---|---|
登録番号 | 3415 |
生年月日 | 1969年11月11日 |
支部 | 大阪 |
出身地 | 大阪府 |
登録期 | 64期 |
級別 | A1級 |
栄えある第1位は・・・
競艇界のレジェンド「松井繁選手」!
これまでの獲得賞金は、驚異の39億2486万円です!
2位の今村豊選手に10億円もの大差をつけています。
競艇を少しでもかじったことのある人で、この選手を知らない人はいないでしょう。
未だに現役で活躍している松井繁選手は、40億円の大台を突破するはず。
これからにも期待しましょう!
生涯獲得賞金が多い選手の共通点
長年にわたり競艇界でトップに君臨し、生涯賞金で何十億円も稼ぐ選手たちには、いくつかの明確な共通点があるのです。
では、生涯獲得賞金が多い選手に共通する「実力」「安定性」「人気」の3つの要素を中心に深掘りしていきます。
SG・G1の優勝経験が豊富
競艇の賞金体系を考えると、SGとG1レースでの優勝経験は生涯獲得賞金を大きく押し上げる要因となります。
SGの優勝賞金は最低でも数千万円規模で「グランプリ(賞金王決定戦)」の優勝賞金は1億円を超えるのです。
ゆえにビッグレースを複数回制している選手は、それだけで数億円の差を生み出します。
松井繁選手が生涯獲得賞金でトップに位置しているのも、SG・G1のタイトル数が圧倒的だからです。
長期間の安定した出場と成績
一時的なブームではなく、10年・20年単位で安定して稼ぎ続けていることも大きな要因です。
競艇は非常に過酷な世界で、怪我やスランプ・フライングなどで簡単に成績が落ちることもあります。
そんな中でも長年トップ戦線を維持できるのは、技術面はもちろん自己管理能力や精神力の高さも欠かせません。
濱野谷 憲吾選手や瓜生正義選手のように、毎年SG常連に名を連ね続ける安定感がある選手は、結果として生涯獲得賞金も積み上がっていくのです。
人気・信頼による出場機会の多さ
競艇の出場には「斡旋(出場依頼)」が必要です。
これには成績だけでなく、選手としての人格やファンからの人気・業界内での信頼も大きく関わってきます。
生涯獲得賞金ランキング上位の選手たちは、いずれも多数のレースに出場し続けていることが共通点。
出場数=賞金獲得のチャンスでもあるため、レースの場数が多い選手ほど有利になります。
つまり、生涯ランキングは単なる強さの指標ではなく「業界から信頼されている証」とも言えるのです。
今後ランクインが期待される注目株
現在のランキングはベテランが多いですが、競艇界には将来有望な若手・中堅層も続々と台頭しています。
それでは、今後の生涯獲得賞金ランキングにランクインしそうな注目株3名をご紹介します。
地元四国を背負う技巧派レーサー「片岡雅裕」
選手名(フリガナ) | 片岡雅裕(カタオカ マサヒロ) |
---|---|
登録番号 | 4459 |
生年月日 | 1989年02月11日 |
支部 | 香川 |
出身地 | 高知県 |
登録期 | 101期 |
級別 | A1級 |
片岡雅裕選手は、近年の急成長ぶりから今後の競艇界を担う存在として高く評価されています。
特筆すべきは、スタート力の安定感と自在な攻め手。
枠なりに固執せず、展開を読んで差す・まくるといった柔軟な戦法が取れる選手です。
現在の生涯獲得賞金は10億円未満とされますが、年齢を考えればまだ折り返し地点。
今後SG初制覇をきっかけに、賞金ランキングを一気に駆け上がる可能性は十分です。
「技巧と安定」を武器に今後10年をどう走り抜けるのか、片岡雅裕選手から目が離せません。
賞金王を経験した逆転力の塊「馬場貴也」
選手名(フリガナ) | 馬場貴也(ババ ヨシヤ) |
---|---|
登録番号 | 4262 |
生年月日 | 1989年03月26日 |
支部 | 滋賀 |
出身地 | 京都府 |
登録期 | 93期 |
級別 | A1級 |
馬場貴也選手は、まさに賞金ランキング上位への王道を歩む選手です。
特に2022年の「グランプリ」制覇は競艇界に衝撃を与え、その名を全国区に押し上げました。
馬場選手の最大の武器は、大胆さと勝負勘の鋭さ。
ターンマークに対する攻めの角度が深く、まくり差しで一気に抜き去るレース展開が非常に多いです。
グランプリ優勝時には「競艇を見てくれる人が増えるような走りがしたい」と語り、その人間性もファンを惹きつけています。
馬場貴也選手は、今後5〜10年で歴代ランキングTOP5入りも視野に入る存在。
実績・人気・年齢のバランスすべてを備えた“次のレジェンド候補”と言えるでしょう。
完成されたオールラウンダー「毒島誠」
選手名(フリガナ) | 毒島誠(ブスジマ マコト) |
---|---|
登録番号 | 4238 |
生年月日 | 1984年01月08日 |
支部 | 群馬 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 92期 |
級別 | A1級 |
毒島誠選手は、実績・賞金・安定感のすべてが超一流であり「次世代のトップレーサー」と評されることも多い選手です。
最大の特徴は、なんといってもレースの組み立て方の巧さ。
コース取り・スタートの駆け引き・展開予測、すべての要素において隙がなく1コースでも6コースでも舟券に絡む自在性を持っています。
すでにSG優勝を複数回経験しており、G1タイトルも多数獲得。
年間獲得賞金もコンスタントに1億円以上を記録しており、生涯賞金は現在約15億円超えています。
群馬支部の先輩・山崎智也選手が21億円でTOP10入りしていることを考えれば、毒島選手がこれを超えるのは時間の問題です。
毒島誠選手は、これからの生涯賞金レースにおいて、間違いなく主役の一人として輝き続けるでしょう。
競艇界のトップを知れば、競艇がもっと面白くなる!
競艇の生涯獲得賞金ランキングは、単なる“お金の順位”ではありません。
その裏には、選手たちの努力・継続力・人気・信頼といった人間としての総合力が詰まっています。
上位にランクインしている選手たちは、いずれも長年トップ戦線に身を置き、多くのファンを魅了してきた人物ばかり。
一方で、若手・中堅層の選手たちも確実に力をつけてきており、今後のランキングはさらに入れ替わっていくでしょう。
こうした背景を知ることで、ただ舟券を買うだけでなく、競艇という競技そのものの面白さがより深く見えてくるはずです。
今後もランキングの変化に注目しつつ、自分の“推しレーサー”を見つけてみてはいかがでしょうか?
この記事も読まれています
公式LINEにて"いま最も稼げる予想"を無料配信中!!

IDで検索する方は「@489swpee」です。
※先頭のアットマークを忘れないでください