競艇初心者でも失敗しない｜舟券の買い方を徹底解説！

近年、テレビCMやYoutubeなどで自然と目にする機会が増えている競艇。

そんな中「競艇に興味はあるけど、買い方がわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、競艇初心者の方に向けて「競艇の買い方」を3ステップで解説したいと思います。

舟券の種類はもちろん、初心者におすすめの買い方・注意点も合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

マークシートでの舟券の買い方は？手順を3ステップで解説！

24ヶ所に点在する競艇場及び場外発売所では、100円からマークシートで舟券を購入することができます。

マークシートの記入は至って簡単ですが、書き方にミスがあると舟券を買うことができません。

そこで、競艇初心者の方でも安心して舟券を買えるように、マークシートでの買い方の手順を3ステップで解説していきます。

ステップ1.投票所でマークシート入手する

まずは、施設内の投票所にてマークシートを入手しましょう。

• 連勝式マークシート（通常用）
• フォーメーション・ボックス用

置かれているマークシートは2種類ありますので、初心者の方は記入が簡単な「通常用のマークシート」を取ってください。

ステップ2.マークシートに必要項目を記入する

例として、桐生競艇場・第1レース「3連単」1-2-3を100円で購入してみます。

記入する項目は全部で6つ。

上記すべての項目を塗りつぶせたら完成です。

同じ式別であれば1枚のマークシートで最大8通り購入することができます。

ステップ3.自動発払機に入れて舟券を購入する

マークシートの塗りつぶしを済ませたら、自動発払機に入れて舟券を購入します。

舟券を購入する際は、マークシートを入れる前にお金を投入する必要がありますので注意してください。

特に、発売締切時刻の直前は混んでいることが多いので、スムーズに購入できるようにしておきましょう。

インターネットでの舟券の買い方は？手順を3ステップで解説！

マークシートよりも簡単かつどこでも購入できるというメリットから、現在はスマホやパソコンを使ってインターネットから購入する方法が主流です。

購入に際しては「テレボート（インターネット即時投票会員）」への登録が必須になりますので、登録方法から投票までの流れを3ステップで解説します。

ステップ1.テレボートに会員登録する

まずは、テレボート公式にアクセスし、以下の手順で登録を完了させます。

テレボートで登録できる銀行は全部で12行。

手続きに関しては、申込み内容に沿って進めていくだけなので5分もかかりません。

ステップ2.登録した銀行口座から入金する

テレボートの会員登録を済ませたら、メニューの「入金」からお金を入金します。

入金に際しては一切手数料がかからず、いつでも銀行口座に戻すことができますので、ご安心ください。

ステップ3.必要項目を選択し投票する

テレボートに入金できたら、あとは賭けたいレースに投票するだけ。

投票に際しては、直感的な操作でできるので、初心者でもスムーズに投票できると思います。

舟券7種類と使い分け方

初心者の方でも「単勝」や「複勝」「3連単」といったフレーズを耳にしたことがあるのではないでしょうか？

予想を始めるにあたって、それぞれの舟券にどのような特徴があるのかをしっかり押さえておきましょう。

舟券の買い方は全部で7種類です。

初心者の方は、当てやすい「単勝」「複勝」から始めるのがおすすめ。

ただ、競艇の楽しみ方は人それぞれありますので、スタイル別に舟券の特徴を深掘りしていきます。

当てるのを楽しみたい人：単勝・複勝・拡連複

初心者がまず味わうべきなのは「当たること」の嬉しさです。

そのため、まずは単勝・複勝・拡連複のいずれかの券種で勝負し、当てることの楽しさを味わいましょう！

特に単勝は、1着でゴールする艇を当てるだけというわかりやすい券種なので、初心者の方には非常におすすめです。

少ない資金で楽しみたい人：2連複・3連複

2連複や3連複の場合「艇を2〜3艇選ぶから当たりにくいのでは…」と思われる方もいるかもしれませんが、意外と当たりやすいです。

2連複であれば1着・2着、3連複は1着・2着・3着に選択した艇が入ってくれればいいので、着順は関係ありません。

また、すべての組み合わせを1点100円で購入したとしても、2連複（1,500円）・3連複（2,000円）です。

少ない金額で全通り買えるにも関わらず、過去には3連複で10万円越えの配当が出たこともありました。

思わぬ高配当を狙うこともできるので、初心者でも気軽に競艇の醍醐味を味わうことができるでしょう。

大きな配当を狙いたい人：2連単・3連単

2連単と3連単は、着順通りに当てなければならないので、いきなり初心者が買うにはハードルの高い券種です。

ただ、配当が高いので、的中すれば一発でたくさんお金を増やすことができます。

そのため「資金に余裕ができた」「一発逆転を狙ってみたい」という方は、ぜひトライしてみてください。

そして、当たればよし！外れても経験だと捉えて予想力を磨いていきましょう。

初めのうちは、競艇のプロが提供する予想を参考にするのがおすすめです。

フォーメーション・ボックス・流しの買い方

競艇には基本的な買い方の他に、中・上級者向けの3つの買い方があります。

• フォーメーション
• ボックス
• 流し

それぞれ特徴があり、レースによって適宜使い分けるのが賢い舟券の買い方と言えるでしょう。

初心者の方でも、取り入れることで「購入資金」や「複雑な予想をする手間」を省くことができるので、身につけておいて損はありません。

それでは、一つずつ解説していきます。

購入点数を抑えたい時はフォーメーション

競馬や競輪など他の公営競技と並行して競艇を始めた人であれば「フォーメーション」は聞き慣れている言葉の一つになっているでしょう。

競艇のフォーメーションとは、1~3着をそれぞれ1選手以上選択して、購入可能な組み合わせをすべて購入する買い方のこと。

例えば3連単の舟券のフォーメーションで賭けるのであれば、1着に1号艇、2着に2号艇、3着に3〜6号艇といった買い方をすれば、フォーメーションは成立します。

ちなみに、具体的な買い目は以下の通りとなります。

堅めに決着しそうなレースなら、無駄な買い目を省き、本命に多く投資。

実力が拮抗している場合は、その人数に合わせて1着の人数を増やすことができます。

バランスの良い万能な買い方なので、競艇で勝負するなら必ず押さえておきたい買い方です。

着順が予想しづらい時はボックス

競艇のボックス買いとは、選んだいくつかの艇を組み合わせる買い方。

つまり、選んだ艇の数が多くなればなるほど、買い目点数も増えていきます。

舟券ごとに「艇をいくつ選んだら、何点買いになるか？」を下の表にまとめたので、参考にしてみてください。

上の表から、選んだ艇の数が多くなればなるほど、買い目点数の数が一気に増えていくことが分かります。

特に3連単は、艇を5つ選んだだけで60点買いとなるので、舟券ごとに「〇艇選んだら、〇点買いになる」という計算をすることが非常に重要。

したがって、ボックス買いを活用するときは、ある程度選手を絞ることが出来たが着順までは分からない場合に活用することが最も有効な手段と言えるでしょう。

取りこぼしをなくしたい時は流し

競艇の流しとは、1艇もしくは2艇を軸に決めて、それ以外の選手を全て購入するという買い方です。

2連単で1着に1号艇、2着を全て購入する「1-流し」で舟券を購入した場合の組み合わせは以下のようになります。

• 1-2
• 1-3
• 1-4
• 1-5
• 1-6

つまり、流しとは軸とそれ以外で購入可能な組み合わせを全て購入する買い方です。

熟練者の方が「○流しで〜」と言ったりしますが「1流し」なら1号艇を軸にした組み合わせ全て購入するという意味。

「1,2流し」なら1号艇と2号艇を軸にした組み合わせ全て購入するという意味になります。

【真似するだけで勝率アップ！】初心者におすすめの舟券の買い方

舟券や買い方は理解しても、初心者にとって最も難しいのは「どうやって買ったら当たるのか」ということでしょう。

ということで、競艇歴30年のムサシが実際に活用している3つの買い方をご紹介します。

• 2連単1-3
• 1番人気が10倍以上のレースでこじき買い
• 出目買い

どの勝負方法も競艇初心者方が簡単に実践できるものとなっていますので、ぜひ参考にしてください！

2連単1-3

過去1年間における1号艇を軸にした2連単の組み合わせは、以下の通りです。

集計期間：2024年1月1日〜2024年12月31日

一般的には「1-2」「1-3」のように5レースに1回出現する買い目は人気が高いので、基本的には回収率が見込めません。

しかし「1-3」に関しては他の買い目よりも、出現率に対する平均回収率が高いことがわかります。

仮に「1-3」を100円で購入し当たった場合、平均回収率623%なので払い戻しは600円前後。

出現率が約20%なので5回に1回は的中するとしたら…。

5回勝負で500円使っても、1度でも当たれば600円前後の払い戻しを受け取れるので、理論上は100円は確実にプラスにできるという買い方になっています。

1番人気が10倍以上のレースでこじき買い

競艇予想は、実に80％以上が10番人気以内の決着となっています。

※集計期間：2024年1月1〜2024年12月31日

そのため、3連単を人気順に買うことで、コンスタントに勝つことができるのです。

ただ、1番人気と2番人気の平均配当は1,000円を切っているので、単に人気順に10点買うだけではマイナス収支になる可能性も。

そこでおすすめなのが、1番人気のオッズが10倍以上のレースで勝負することです。

実際、2025年3月5日の全14会場で行われた168レースで、上記の買い方を実践すると以下のような結果が得られました。

1番人気が10倍以上のレースで勝負した結果
[2025年3月5日集計]

1番人気のオッズが10倍を超えるレースで勝負するだけで、軍資金を2倍にすることが可能。

特段予想力も必要ないので、ぜひ試してみてください！

出目買い

出目買いとは、レース展開を予想したり選手の実力を加味せずに出やすい出目で勝負するという買い方です。

出現率が高い出目で勝負するだけなので、競艇の知識がなくても実践することができます。

特に「1-2-3」は最も出現確率が高く、オッズの平均は10倍前後なので、10回に1回でも当たれば負けることはありません。

と言っても、競艇場ごとに出現確率が異なるので、できるだけ「1-2-3」が出やすい競艇場で勝負するのが吉でしょう。

集計期間：2024年1月1日〜2024年12月31日

特におすすめなのが、以下の競艇場になりますので、ぜひ試してみてください！

• 住之江競艇
• 下関競艇
• 津競艇
• 徳山競艇

初心者必見！舟券を買う際に気をつけたい2つの注意点

競艇の買い方を一通り押さえたところで、舟券を買う際に気をつけたい2つの注意点をお伝えします。

• トリガミに気をつける
• やめどこを決めておく

いずれも無駄な損失を防ぐための重要なポイントなので、初心者の方は必ず押さえておきましょう。

トリガミに気をつける

1レースに対しての買い目点数を増やせば増やすほど、当たる確率は上がっていきます。

しかし舟券を広く買いすぎると、当たっても損してしまうかもしれません。

舟券の購入金額に対して、払い戻し金額が下回ってしまうことを「トリガミ」と言います。

例えば、3連単を軍資金1,000円で以下の5つの買い目を購入。

一見、予想としては悪くない内容に思えるものの「1-2-3」「1-2-4」で的中した場合の払戻金が、1,000円を下回ってトリガミになってしまいます。

このようなトリガミを避けるためには、資金配分が必要不可欠。

仮に上記のような資金配分をしていれば、同じ予算で舟券を購入するとしても、マイナス収支を防ぐことができます。

「せっかく当てたのに収支はマイナス」という事態にならないためにも、組み合わせには十分注意して舟券を購入しましょう。

やめどこを決めておく

世の中には「損小利大」という言葉がありますが、これは「損失を小さく抑えて、利益を伸ばす」という考え方です。

ギャンブルである競艇にはリスクがつきものなので、時には損することもあります。

大切なのは、取り返しのつかないくらいの大きな損失を負わないこと。

あらかじめ「1日の軍資金は5,000円」「3レース続けて負けたらその日は賭けない」などとやめどこを決めておけば、大きく負けることはないでしょう。

的中舟券の払い戻し方法

的中した舟券を払い戻す方法は、買い方によって異なります。

• マークシート：自動払戻機での払戻し
• インターネット：レース確定後すぐに「購入限度額」に反映される

どちらの払い戻し方法も非常に簡単ですので、競艇初心者の方でも身構える必要はありません。

マークシート：自動払戻機での払戻し

作業はこれだけなので、非常に簡単ですね！

インターネット：レース確定後すぐに「購入残高」に反映される

的中が確定すると、画面下部の購入残高に払い戻し金が自動反映されます。

ここからさらに精算をしたいという場合は、以下の2種類の方法で銀行口座に戻すことが可能。

テレボートは夜間に自動で口座にお金が戻るので、万が一精算し忘れても問題ありません。

年間の払戻金が50万円を超える場合は税金の支払いが必要！

競艇を初めとする公営競技では、1年間（1月1日〜12月31日）の払戻金の合計が50万円を超える場合に限り、その年の一時所得として確定申告しなければなりません。

確定申告を忘れてしまうと、以下のようなペナルティが課される場合があるので、注意が必要となります。

• 無申告加算税
• 延滞税
• 悪質な場合は刑事罰

過去には、競艇で儲けた人が脱税によって逮捕されたという事例もありますので、申告を怠らず安全に競艇を楽しみましょう。

競艇の買い方まとめ

今回は競艇の買い方についてご紹介しました。

マークシート・インターネットでの買い方を覚えてしまえば、あとは実際に予想をして競艇を楽しむだけ！

特に競艇初心者の方は、ぜひ一度競艇場に行って、大迫力のレースを間近で堪能してみてください。