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競艇で勝つための勉強の仕方!必須の知識や学べきポイントをご紹介!

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公営競技の中でも、競艇は組み合わせ数が少なく当てやすいと言われますが、思いの外当たらないという方は多くなっています。

そのため、予想精度を上げようと競艇について勉強する方も多いです。

ただ、自分で勉強するとなると「どのように勉強を始めれば良いのか」「何を勉強すれば良いのか」など、悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、競艇での勉強を徹底解説しました。

競艇の勉強の仕方や勉強する上で必須の知識、勉強すべきポイントについてもまとめたので、ぜひ効率的に学んで勝率アップを目指してみてください。

今田武蔵
今田武蔵
ボートレース・競艇予想ムサシ屋運営事務局運営責任者

早稲田大学を卒業後、新卒で某有名新聞社に入社。競艇を扱う部署に配属していました。その後、某有名競艇予想屋にスカウトされ、プロ競艇予想屋として活動。この時に競艇予想サイトの存在を知り「ボートレース・競艇予想ムサシ屋」として検証を始めることに。現在競艇歴30年を迎え、競艇に使った金額は3,000万円を超えました。皆様に安心して競艇を楽しんで頂けるよう日々尽力しています!

競艇は勉強すれば勝てるようになる

そもそも競艇を勉強して当たりやすくなるのか」と疑問の方もいるかもしれません。

ただ、競艇は勉強すれば勝てるようになります。

例えば、競艇独自のセオリーである「イン有利」を知っている方と知らない方とでは、的中率や収支に差が出るのは火を見るより明らかでしょう。

競艇は不確定要素や運の要素も絡みますが、それらをできるだけ排して勝つ可能性を上げるためにも、競艇への深い理解は必須。

そして、理解を深めるには勉強が重要なので、勉強の仕方次第で競艇予想の精度も上がるわけです。

競艇で勝率を高める勉強の仕方

競艇を勉強すると言っても、無闇矢鱈に知識を入れれば良いというものではありません。

大切なのは、勉強すべきポイントを順序よく学び実践できるようにすることです。

そこで、ムサシが競艇プロや競艇予想が上手い人の買い方を分析し、競艇で勝率を高めるためにベストな勉強の仕方を体系化しました。

競艇で勝率を高める勉強の仕方

    • 競艇の勉強に必須の知識を把握する
    • 競艇予想に沿って順序立てて勉強する
      (競艇の特徴→出走表/展示の見方→買い方の順)

より細かくは、競艇とレースの特徴や傾向、選手と機力の評価など出走表や展示の見方、効率的な買い方の順で学ぶようになっています。

これは、競艇予想の過程(情報収集→分析・精査→買い目作成・舟券代の調整)に沿っており、知識が定着しやすいです。

競艇初心者から上級者まで効率よく勉強できるカリキュラムになので、競艇の勉強で何から始めれば良いか迷っている方は上記の手順で学んでみてください。

競艇を勉強する上での必須知識7選

競艇の勉強をする上で最低限の知識は欠かせません。

そこでまずは、競艇を勉強する際に必須になる知識をご紹介します。

競艇を勉強する上での必須知識7選

    • 舟券の種類と特徴
    • 競艇独自の特徴やセオリー
    • 競艇場ごとに変わる特徴
    • 階級ごとの明確な実力差
    • 不確定要素の多さ
    • オッズや人気の確認方法
    • 舟券の購入方法

競艇初心者であれば上記を把握するだけでも格段に予想精度が上がるので、確実に把握しておきましょう。

舟券の種類と特徴

まずは、競艇の券種を知るところからです。

全6艇で行われるボートレースには7種類の券種があり、以下のような特徴があります。

券種 組み合わせ
(的中確率)
平均配当 特徴
単勝 6通り
(16.7%)
413円 1着となる1艇を当てる
複勝 6通り
(33.3%)
262円 2着までに入る1艇を当てる
拡連複 15通り
(20.0%)
557円 3着までに入る2艇を当てる
2連複 15通り
(6.7%)
934円 1・2着になる艇を着順問わず当てる
2連単 30通り
(3.3%)
1,865円 1・2着になる艇を着順通りに当てる
3連複 20通り
(5.0%)
1,279円 1~3着になる艇を着順問わず当てる
3連単 120通り
(0.8%)
7,339円 1~3着になる艇を着順通りに当てる

“単”と”複”という言葉がありますが、単は当たりが1つで、複は当たりが複数あるという意味です。

例えば、1・2着が「1-2」で決着した場合、2連単では「1-2」のみ的中ですが、2連複では「1-2」「2-1」が的中となります。

当然、複が付く券種よりも単が付く券種の方が当てる難易度は高く配当も大きくなりやすいです。

競艇独自の特徴やセオリー

競艇には他の公営競技にはない独自の特徴やセオリーがあります。

中でも、押さえておきたいのが以下の3つです。

  • イン有利のセオリーが確立している
    →1コース1着率の全国平均が約54%
  • フライングスタート方式を採用している
    →大時計で0~1秒の間にスタートラインを通過
  • 屋外の不安定な水面で行われる
    →レース結果に自然や天候の影響が直結

競艇は基本的にインが勝ちやすく、数値上2回に1回以上は1コースの艇が勝ちます。

また、全艇が位置を揃えてスタートするのではなく、大時計で0~1秒の間に各艇のタイミングでスタートするのでスタートタイミングが非常に重要です。

さらに、屋外競技で不安定な水面を走ることになるため、自然や天候の影響が大きいのも特徴でしょう。

競艇場ごとに変わる特徴

全国に24か所ある競艇場はそれぞれに異なった特徴があるので、各競艇場の特徴を細かく把握して適切な勝負をすることが重要です。

ただ、一気に全会場の特徴を把握しようとしてもなかなか覚えられない方が大半でしょう。

そのため、最初は大まかな特徴を把握して徐々に各競艇場の特徴を勉強していくのが効率的です。

特に、序盤で覚えるべきは以下の特徴を持つ競艇場。

大まかに競艇場の特徴を把握するだけでも格段に予想精度は上がるので、最初は「インが強いか否か」という観点で知識を入れていきましょう。

階級ごとの明確な実力差

競艇選手は、実力でB2~A1の4階級に分類されます。

階級 成績 最低出走数 割合
A1級 ・2連対率30%以上
・3連対率40%以上
・上記を満たす勝率上位者
・事故率0.70以下
90走以上 上位20%
A2級 ・2連対率30%以上
・3連対率40%以上
・A1級以外の勝率上位者
・事故率0.70以下
80走以上 20%
B1級 ・勝率2.0以上
・A1とA2級以外の勝率上位
・事故率0.70以下
65走以上 50%
B2級 A1,A2,B1級以外 なし 10%

細かくは上記の通りですが、ここで押さえるべきは「階級1つで実力差が大きい」ということです。

例えば、競艇はイン有利ですがインがA2でアウトにA1がいる場合、A1が勝つことも珍しくありません。

競艇では、それほどに階級の違いがレースに影響を及ぼすと覚えておきましょう。

不確定要素の多さ

ボートレースは不確定要素が多く、それ故に「競艇は難しい」と言われることがあります。

  • 選手の調子
  • リアルタイムの環境変化
  • 調整によるモーターの機力変化 など

まず、選手の調子は本人や一部の関係者しか把握できないことが多いです。

また、雨量や風向・風速、水面状況などは短時間で変化することもあり、完璧に把握することは不可能。

さらに、モーターは選手が調整を行うので、機力は数値以上にも以下にも変化します。

競艇で勝負する際は、これらの不確定要素まで考慮する必要があると覚えておきましょう。

オッズや人気の確認方法

オッズは、的中時の配当を倍率で表したものです。

一般的に人気が高ければオッズは低くなり、人気が低ければオッズは高くなる反比例の関係にあります。

競艇ではイン有利のセオリーが確立しており、どの券種でも1号艇に人気が集中することが通常です。

競艇勉強 イン有利のオッズ

イン有利のセオリーを踏まえてオッズを確認すると、順当な決着を想定している人が多いか否かがある程度わかります。

そのため、当てるだけならオッズが低い買い目のみの購入で、ある程度の的中率は担保されるでしょう。

ただ、人気を集めている買い目だけでは配当が低く、回収率や利益はそこまで望めないことが多いです。

舟券の購入方法

競艇は舟券の購入で、的中時に払戻を受け取れます。

舟券の購入方法は以下の4つです。

  • 全国24か所の競艇場
  • 競艇場外発売場
  • ネット投票
  • 電話投票

全国24箇所にある競艇場では、マークシートを使って舟券を購入することができます。

マークシートは、自分が購入する買い目を自分自身で用紙に記入する方法です。

初めての方は難しいと思うので、競艇の賭け方で詳しく解説したマークシートでの購入方法を把握してから購入しましょう。

この他、場外発売所や電話でも舟券購入はできますが、現在はスマホで簡単にネット投票をするのが主流となっています。

競艇で勉強すべき11ポイント

競艇初心者であれば、前述の知識を入れるだけでも格段に勝率アップするでしょう。

ただ、さらなる予想精度の向上や利益の増加を狙うとなると、より深い競艇への理解が必要です。

そこでここからは、競艇の理解を深めるために勉強すべきポイントをご紹介します。

競艇で勉強すべき11ポイント

    • 水面特性
    • 天候の影響
    • 競艇場の特徴
    • レース別の傾向
    • 開催日別のレース傾向
    • 開催時間別のレース傾向
    • 選手の実力評価
    • モーターの機力評価
    • 展示航走の見方
    • 展開予想とスジ舟券
    • うまみを出せる買い方

競艇予想で重要になるポイントを順序立てて解説したので、上記を1つ1つマスターすれば上級者レベルの予想精度になること間違いなし。

効率よく勝率を高めるためにもしっかりと身に着けていきましょう。

水面特性

競艇は不安定な水面でレースが行われるので、水面特性を把握することは非常に重要です。

水の種類 塩分濃度 浮力 水質
淡水 0.05%未満 小さい 硬い
海水 3.2%~3.5% 大きい 柔らかい
汽水 0.05%~3.1% 不定 不定

一般的に淡水は静水面・海水は難水面ですが、競艇場の立地や構造によって水面特性は変わります。

よって、それらも加味した上で水面特性を把握していくことが重要です。

競艇場 水質 水面
桐生競艇場 淡水 難水面
戸田競艇場 淡水 静水面
江戸川競艇場 汽水 難水面
平和島競艇場 海水 難水面
多摩川競艇場 淡水 静水面
浜名湖競艇場 汽水 静水面
蒲郡競艇場 汽水 静水面
常滑競艇場 海水 静水面
津競艇場 汽水 難水面
三国競艇場 淡水 難水面
びわこ競艇場 淡水 難水面
住之江競艇場 淡水 静水面
尼崎競艇場 淡水 静水面
鳴門競艇場 海水 難水面
丸亀競艇場 海水 難水面
児島競艇場 海水 難水面
宮島競艇場 海水 難水面
徳山競艇場 海水 静水面
下関競艇場 海水 静水面
若松競艇場 海水 静水面
芦屋競艇場 淡水 静水面
福岡競艇場 汽水 難水面
唐津競艇場 淡水 静水面
大村競艇場 海水 難水面

上記の中でも尼崎や徳山・芦屋はセオリー通りの決着が多く予想しやすい水面なので、まずはそれらの水面特徴を把握して徐々に理解を深めるのが効率的。

また、一般的に水質にかかわらず波高5m以上でイン1着率が50%を切るので、それも基本として把握しておきましょう。

競艇場の水面についてより詳しく勉強したい方は以下もご覧ください。

天候の影響

競艇は屋外競技なので、天候の影響が大きいです。

特に、雨と風はレースへの影響が大きく、一般的に以下の影響が出ます。

  • 雨の影響
    →雨量20mm以上でスタートがばらつきやすい
  • 風の影響
    →風速4m以上でイン逃げ率50%未満

雨量20mmは車のワイパーを速くしても視界が悪いほどで、当然競艇選手の視界も悪化。

結果的にスタートがバラけることが増えて、荒れるレースも増加傾向になります。

風については、追い風・向かい風でコースへの影響が異なりますが、風速4mを超えると風向にかかわらずイン逃げ率50%未満に。

また、競艇場や時期によっては短時間で風速や風向が変わったり、雨量が変わったりする会場もあるので、天候を読むことができるようになると他の人との差をつけられるでしょう。

競艇場の特徴

前述の通り、各競艇場は異なる特徴があります。

そこで、全24競艇場のインの強さをまとめました。

競艇場 インの強さ
桐生競艇場 イン弱い
戸田競艇場 イン弱い
江戸川競艇場 イン弱い
平和島競艇場 イン弱い
多摩川競艇場 若干イン弱い
浜名湖競艇場 イン弱い
蒲郡競艇場 若干イン強い
常滑競艇場 若干イン強い
津競艇場 普通
三国競艇場 若干イン弱い
びわこ競艇場 若干イン弱い
住之江競艇場 イン強い
尼崎競艇場 イン強い
鳴門競艇場 イン弱い
丸亀競艇場 若干イン強い
児島競艇場 普通
宮島競艇場 若干イン弱い
徳山競艇場 イン強い
下関競艇場 イン強い
若松競艇場 若干イン強い
芦屋競艇場 イン強い
福岡競艇場 普通
唐津競艇場 普通
大村競艇場 イン強い

競艇場の中でも、インが弱い競艇場は独特な構造や立地となっています。

そのため、まずはクセの少ないインが強い競艇場を勉強するのがおすすめになるわけです。

その後、慣れてきたら【若干インが強い→普通→若干インが弱い→インが弱い】の順で勉強していくと、各競艇場の特徴を把握しやすいでしょう。

より詳しく各競艇場の特徴を知りたい方は、以下も合わせてご参照ください。

競艇場解説 バナー

レース別の傾向

競艇のレースは、グレードや出場資格で様々な分類ができます。

当然、それぞれのレースで特徴や傾向が異なるので、レース別の勉強は必須です。

様々なレースがある中でも、以下のレースはしっかりと把握しておきましょう。

レース レース傾向
一般戦 荒れにくい
G3 荒れやすい
G2 荒れやすい
G1 荒れにくい
SG 荒れにくい
女子戦 荒れやすい
ルーキー戦 荒れやすい
マスターズ 荒れやすい

上記の中でも、G1は最もセオリー通りの決着が多いので、本命党は積極的に勉強すべきレースでしょう。

一方、G2・G3・女子戦などは荒れるレースの代名詞と言っても過言ではなく、配当重視の方は穴狙いの買い方や荒れるレースの買い方を勉強して勝負するのが賢明です。

このように、自分の狙い方に合わせて優先順位をつけながらレース傾向を勉強していくのが効率的でしょう。

開催日別のレース傾向

基本的に競艇のレースは1節6日間で行われ、何日目かによってレース傾向が異なります。

そのため、開催日ごとのレース傾向を勉強しておくと勝率アップに効果的です。

開催日
(6日間の場合)
レース傾向
初日 荒れやすい
2日目 人気決着が多い
3・4日目 勝負駆けの選手がいると荒れやすい
5日目 人気決着が多い
6日目 人気決着が多い

初日は、開催場やモーターに慣れない選手が少なからずおり荒れるレースが多いですが、2日目は慣れ始める選手が出てきて順当に決着しやすくなります。

3・4日目は優出までギリギリという勝負駆けの選手が強引な走りをすることが増えるので、レースによっては大荒れとなることも。

5・6日目になると、ほとんどの選手が開催場やモーターに慣れるので大番狂わせは起こりにくいです。

このように、開催日別のレース傾向を勉強すれば狙い方の調整にも役立つので、よく覚えておきましょう。

開催時間別のレース傾向

競艇のレースは開催日だけでなく、開催時間によっても傾向が異なります。

開催レース 開催時間 傾向
モーニング 8:30頃~14:30頃 前半に人気決着が多い
デイ 10:00頃~16:30頃 鉄板~穴までまばら
ナイター 14:00頃~20:30頃 後半に人気決着が多い
ミッドナイト 17:00頃~22:50頃 人気決着が多い

一般的にモーニングの前半とナイターの後半・ミッドナイトは、気温差が小さく風が吹きにくいのでセオリー通りの決着が多いです。

気温差が大きい時間帯と小さい時間帯があるデイレースは、まばらな決着が多くなっています。

この他、全24か所の競艇場における1R~12Rの傾向を集計すると以下の結果が得られました。

レース傾向 イン逃げ率
1R 56.6%
2R 45.7%
3R 43.7%
4R 46.3%
5R 50.5%
6R 46.2%
7R 48.2%
8R 50.8%
9R 53.5%
10R 57.5%
11R 63.8%
12R 68.1%

※集計期間:2020年1月~2024年12月

上記を踏まえると、開催時間の前半レースは荒れやすく、後半は順当に決着しやすいです。

ただ、これはあくまで全競艇場の平均値で、競艇場によっては異なることもあります。

そのため、上記をベースに開催時間の気温や競艇場の特徴を合わせて勉強しておきましょう。

選手の実力評価

競艇は選手の実力差が明白な競技なので、選手の評価方法はしっかりと勉強しておかなければなりません。

その際に、重要になるのが以下の観点です。

選手評価の観点 評価項目
【選手自身の実力】 ・階級
・平均ST
・勝率
・連対率
【好走の気配】 ・枠
・直近成績
・節内成績
・フライングの有無
・所属支部
・モーター
・展示での気配

まずは【選手自身の実力】を評価し、出走表で実力の高い選手を見極めます。

その後、実力通りに活躍するか否かを【好走の気配】という観点でふるい分け。

この手順を踏むことで、6名の選手の中から活躍の可能性が高い選手を絞っていきます。

各評価項目は相対評価なので、1人の選手だけ見るのではなく「出走メンバー全体で見たときにどうか」という見方で選手評価の勉強をしましょう。

モーターの機力評価

競艇のモーターは各々異なった特徴があり、レースへの影響が大きいので機力評価の勉強は重要です。

機力を評価する際に最も基本になるのが2連率。

モーター2連率 性能評価
50%台 非常に高い
40%台 高い
30%台 普通
20%台 低い

選手との相性も大事ですが、基本的には2連率40%以上のモーターは優良機のことが多くなっています。

ただ、初卸から間もないモーターだと2連率は信憑性に欠けるので、最低でも初卸から3か月後の数値を評価するのが重要です。

また、各競艇場で最も成績の良いモーターは「エース機」と呼ばれ、選手にとっては活躍のカギになるので優出数・優勝数もチェックしておくと良いでしょう。

展示航走の見方

前述の通り、モーターの機力評価で2連率や優出・優勝回数を把握することは重要です。

ただ、モーターは選手が整備したり、相性があったりするので数値以上にも以下にも変化。

そのため、展示航走で”本当に数値通りの機力か“を判断することで予想精度の向上が望めます。

展示航走では、以下の観点から本当の機力を図ることができるようにしましょう。

競艇勉強 展示航走の見方

目の付け所は上記の通りですが、目展示で機力評価をするにはそれなりに経験が必要になります。

よって、慣れるまではリプレイを使い1艇に絞って展示航走を見るようにしましょう。

執筆者画像

今田 武蔵

機力の気配の他、展示航走前にわかるチルト角度についても勉強しておくと、より精度の高い機力評価ができるようになるでしょう。

展開予想とスジ舟券

予想精度を上げるのに必須なのが展開予想。

展開予想とは、スタートから1マークまでのレース展開を予測することで、以下の要素が重要になります。

  • コースの有利/不利
  • 選手の実力
  • モーターの機力
  • スタート隊形

上記で何を重視するかによって様々な展開予想の仕方がありますが、最も基本的なのはスタート隊形に重きを置いた展開予想です。

スタート隊形 展開図 レース展開
横一直線 展開図 インが優勢
イン凹み 展開図 アウトが優勢
センター凹み 展開図 選手や機力次第
アウト凹み 展開図 インが優勢

上記を把握すれば展示航走でのスタート隊形を確認するだけで、ある程度はレース展開が想定できます。

また、展開予想に合わせたスジ舟券を勉強しておけば、効率的な買い目作成が可能です。

レース展開 スジ舟券
インが優勢 1-23
2-13
センターが優勢 3-124
4-16
アウトが優勢 5-146
6-12

ただ、スジ舟券はあくまで過去の膨大なデータに基づく決着の傾向です。

そのため、上記を基本に選手の実力やモーターの機力など、勉強で得た知識も総合的に加味して買い目作成をしていくと着実に予想精度の上昇するでしょう。

うまみを出せる買い方

ここまでの内容だけでも的中精度は確実に上がり、それなりにプラスも見込めるでしょう。

ただ、競艇は平均配当が低く、やればやるほど負ける仕組みになので長期的にプラスにするためにも、うまみのある買い方を勉強しておくことは必須です。

うまみのある買い方はケース・バイ・ケースで様々ありますが、基本的に意識するのは以下の2点。

  • 勝負方法に合わせて点数を絞る
  • うまみが出るように舟券代を調整する

一般的に「競艇は8点以内」と言われますが、ムサシとしては本命党なら4点・穴党なら6点を基本とするのがおすすめです。

上記点数であれば、トリガミになることはほぼない上に、点数が絞れていることで的中時のうまみも担保できます。

舟券代調整に関しては、最低限トリガミにならないような調整が最重要。

その上で、最も可能性の高い組み合わせに厚く舟券代を分配するのが最も効率的です。

どのような買い方をするにせよ、上記2点を意識し的中時の回収率や稼げる金額から逆算して勝負できるようにしましょう。

競艇の勉強でおすすめの本3選

現代はネットの普及によって簡単に情報が手に入るので、スマホ1つでも勉強はできます。

それは、競艇も例外ではなくネット上から競艇知識を得たり、学んだりする方は多いです。

ただ、競艇の勉強をする上でネットの情報ではなく、本で学びたいという方もいるでしょう。

そこでここからは、競艇の勉強でおすすめの本を3つ厳選してご紹介します。

競艇の勉強でおすすめの本3選

    • 究極のボートレースガイドブック
    • ボートレーサーA1級実力名鑑
    • 生配信担当が教える! HOW TO ボートレース

上記は基本から応用まで勉強できる本なので、ぜひチェックしてみてください。

究極のボートレースガイドブック

競艇勉強 ボートレースガイドブック

「究極のボートレースガイドブック」は、競艇好きのタレントとして有名な永島知洋による著書。

ガイドブックの名の通り、初心者向けの本で競艇という競技の概要から予想のポイントまで一通り解説してあります。

また、本書のコンセプトは”専門知識ゼロの人が、舟券を予想できてレースを楽しめるようになる”で、競艇の楽しみ方も身につき一石二鳥。

何から勉強して良いかわからない方には最適の1冊でしょう。

ボートレーサーA1級実力名鑑

競艇勉強 ボートレーサー実力名鑑

「ボートレーサーA1級実力名鑑」は、マンスリーBOAT RACEのライター桧村賢一による著書。

A1選手の実力をスタートやターン・勝負強さなど8項目についての5段階評価で分析してあります。

選手の評価は多角的に行う必要がありますが、勉強する上で躓くポイントなので自分の選手評価とすり合わせるのに効果的でしょう。

中古版だと1,000円以内で手に入るのもおすすめポイントの1つです。

生配信担当が教える! HOW TO ボートレース

競艇勉強 生配信者が教える!ハウツーボートレース

「生配信担当が教える! HOW TO ボートレース」は、競艇の生配信者たちによる共著。

有名どころでは、競艇ユーチューバーのういちやパチスロライターの鈴虫君などが携わっています。

共著になるので、様々な配信者の舟券理論や勝負方法が紹介されており、中級者でも満足しやすいです。

また、ムック本でイラストが多くなっており、直感的に勉強しやすいので文字疲れしやすい人でも読みやすいのもおすすめポイントになります。

競艇の勉強まとめ

今回は、競艇の勉強についてご紹介しました。

冒頭でも述べましたが、競艇は勉強次第で確実に勝率アップが望めます。

ただ、効率の良い競艇の勉強法はなかなか世に出回っていません。

本記事はその事情を鑑みて順序よく勉強できる内容を解説したので、ぜひ効率よく学んで勝率アップにお役立てください。

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